365日の顛末

こころとからだの健康、不妊治療、キャリア。試行錯誤の365日の記録。

こころ-適応障害

わたしは2016年の年末に転職し、2017年〜2019年にかけて

適応障害・うつで2回休職しました。

時系列の整理

2016年12月:転職

2017年7月:適応障害のため休職

2017年10月:復職

2018年5月:適応障害のため再休職→うつ悪化

2018年11月:リワークに通う(並行して転職活動)

2019年4月:退職

2019年5月〜現在:リワーク通院中に内定した会社に勤務

 

 

適応障害やうつの情報を求めていらした方にまずお伝えしたいのは、

ゆっくりではあるものの、わたしは回復したということです。

専門家ではないので無責任なことは言えませんが、

以下を守ればいずれは回復すると思います。安心して休息をとってください。

・服薬を続ける。通院してなければ通院し、医者の指示に従う

・無理せず体を休めることを最優先する

・規則正しい生活(睡眠・食事・できれば週に3回程度の軽い運動)

・甘えられるものには甘える。 いまは自分を甘やかしていい

 

 

急性期は短期記憶が落ち、文章が頭に入ってこなくなりました。

そんな状態になったことはショックでしたし、将来にも不安を覚えました。

理由もなく涙が出て止まらなくなった時期もありました。

回復する日が来るか、回復にどのくらいの時間がかかるのか不安で

ネットや書籍で情報を探したりしました。

でも、回復した当事者が発信する情報はなかなか見つかりませんでした。

でも、急性期から2年たった今では、以前と変わらず本も読めるのはもちろん、

業務に支障はない状態まで回復しています。

様子をみつつ医師の指導のもと緩やかに減薬していますが、 今も服薬は続けています。

 

 

症状も回復への道のりも十人十色なので、

わたしの経験が他の方にどのくらい当てはまるか、素人のわたしにはわかりません。

それでも当時のわたしと同じような情報を求めている方に、

少しでも参考になることがあればうれしいです。

適応障害・うつ:その後の治療経過。年末年始で大きな山を越えた。

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その後の治療経過。

随分とBlogから離れていた。 うつの回復期が続いている。 ときどき、調子の悪い日もある。とはいえ、ずいぶんと調子は良くなってきた。 なんだか仕事に集中できない日や、物悲しい気分になる時は健康な人にもあるわけで、自分ではその範疇に収まっていると思…

回復を実感した1月、2月(うつ、その後)

新しいプロジェクトのPMを担当することになり、11月後半くらいから仕事が慌ただしくなった。入社して半年が経過したとはいえ、知らないことばかりの環境の中で、他部署との調整や、関係会社との契約、プロジェクトの立ち上げなどに追われて平日は帰宅すると…

2018年8~9月のこと(適応障害からうつへ、認知行動療法を受けられる病院探しから、リワークプログラム説明会へ)

2018年の8月に日記を更新してから、ずっと更新していなかった間のこと。 正直、一番調子が悪かったころのことはぼんやりとしか記憶にないのだが、書き綴ろうと思う。 2018年の5月の連休明けに適応障害を再発し、休職に入ってから調子が上向きになったりしな…

偶然手にした古い日記に気づかされたこと

年末に本棚の整理をしていた際に、6年ほど前の日記を見つけた。 当時は仕事の昼休み中にひとりで近所のカフェに足を運び、ランチをつつきながら日記をつけるのが習慣だった。 日記には、5年後、10年後にどんな暮らしをしていたいか、どんな仕事をしていたい…

うつの経過と近況(転職、そして勤務継続中)

随分更新を怠っていた。 2018年11月からリワークに通い、リワーク中に復帰と転職との二つの選択肢で迷いながらも、やはり以前の会社に復帰したいとは思えないため、転職活動を開始したのが2019年1月中旬。 応募したのは内資系広告代理店の子会社と、外資系IT…

浮上の予感と決心(映画と予言、虹について)

”気まぐれとずっと 遊んでいたら こんなにときが 過ぎていた” という歌があったような。 お久しぶりです。誰にともなく。 7月上旬から気まぐれとずっと遊んでいました。 もとい、ひどく調子を崩して落ち込んで以来、blogの更新をすることもなく、本を読んだ…

他人の視座を借りて自身の不安のナンセンスに気づく。仕事へのスタンスを変えることについて。

先日のこと。 知人からfacebookのメッセージで連絡があった。 以前、休職して4週間目、わたしがひどく沈んでいるときに連絡をくれた彼だ。 ↓詳細はこちらのエントリーから 彼からの連絡は、それまで「うつ病」だと診断されていたけれど、新しい病院では「う…

ランニングを習慣にして3週間:ランニングでの気づきから、調子の悪い時の淡々とした乗り越え方を考える。

休職を機に、ランニングを始め、3週間が経過した。 2週間経過のタイミングとは、走ることへの向き合い方が少し変わってきた気がする。 「よし!走るぞ!」というような気合の入れ方をしなくても、肩の力を抜いてランニングできるようになってきた実感がある。…

適応障害 休職8週目の診察:不安なこと、気がかりをリスト化して診察に臨もうと思った。

木曜日は、週に1回のメンタルクリニック通院の日だった。 今回の診察時間は6分。やっぱり簡素。 朝一番の時間を予約して、予定通り到着したけれど、待合室にはすでに2名ほど診察を待っている方の姿が。 普段は鞄に入っている読みかけの本を読んだりして待…

やりたいこと優先で日々のルーチンを怠ったのをきっかけに、「没頭」や仕事への向き合い方について考える。(休職7週目の反省)

休職して丸7週間が経過した。 ここ最近は以前からすきだったことの一部には興味・関心を持てるようになってきている。(でも、まだ読書はあまりする気が起きないのが、個人的な気がかりではある) 例えば、植物の植え替えをしたりとか、ちょっと出かけた先…

適応障害の回復日記に「やりたいこと」項目を追加した(休職7週間目)

以前ご紹介した「回復日記」。 1日の終わりに、その日のよかったことを少なくとも3つ、悪かったこと・反省点などを1つ記録するというもの。 だいぶ気力が回復してきたので、その回復日記に項目を追加することにしました。 その項目は、「やりたいこと」で…

適応障害 休職7週目の診察:主治医との向き合い方を変えてみた

今日は週一ルーティン、メンタルクリニック通院。 先々週、先週と診察時間がどんどん短縮されていく傾向があり、なんだかぞんざいな扱いを受けているようで、腹立たしく思っていたわたし。 毎回通院後には気分が落ち込み、昨晩も今日の通院を思うと、なんだ…

適応障害での休職後の経過を振り返ってみる(2:4週目〜6週目)

前回アップしたエントリーの続き。 今回は4週目以降のことを書いておく。 前編はこちら sophy365.hatenablog.com 前回同様、自分の備忘録的ものなので、あくまでもわたし固有の症状の変遷である。わたしは医学についてはど素人のただの患者で、その上まだ復…

適応障害での休職前、休職後の経過を振り返ってみる (1:休職前〜3週目まで)

適応障害で2度目の休職が始まって、もう6週間が経とうとしている。 最後に会社に提出した診断書から、さらに延長の診断がくだされない限りは、休職期間の折り返し地点を曲がったところである。 3週間前にはできなかったことができるようになってきたし、少…

ランニングを習慣にして2週間、感じること、変わったこと。

ランニングをほぼ毎日するようになってから2週間経った。 数年前にしばらくの期間、22時前に帰宅できた日や週末だけではあるが走ることを習慣にしていた時期があった。とは言っても30-40分程度、距離にして5-6キロのゆるいジョグである。体を引き締めたいと…

抑うつ傾向の人には「タンパク質を食べて!」と言いたい。

まだ休職する前、適応障害の前兆症状が現れたころ、一気に食欲が減った。 昼休みもおにぎりかサンドイッチをかじりながら、PCに向かって仕事をしていた。昼休みになんらかを胃に入れられれば良い方で、夕方近くなって昼食を取っていないことに気づいて、オフ…

適応障害 休職6週目の診察:診察時間が最短記録を更新した。

やってきました週に一度の診察の日。 前回の診察が5分ほどで、まじすか短くね!?と思ったのは、以前書いた通り。 sophy365.hatenablog.com 今回は最短記録更新の4分。まじきっつー。 いや、いいのよ。それで順調に回復しているなら。回復のためには医者に…

気圧の変化で不調。そんな時におすすめの手抜き朝食。

昨日は朝から雨だったせいか、ちょっと不調な1日だった。とにかく眠い。 前日の夜にサッカーの日本戦を遅くまで見てしまったせいかもしれないけど、睡眠アプリを見てみても、睡眠が浅かったみたい。 雨なので外に出る気も起きず、午前中を家の中でぼんやりと…

走ってたら気づいた。ちゃんと前を見てた。

ここ一週間ほどジョギングをしている。 朝起きて朝食を食べた後にソファーに身を沈めると、そのまま寝てしまうのだ。だから、朝食を食べたらストレッチをして外に出る。 外に出て陽の光を浴びると、セロトニンが出るらしい。セロトニンの分泌のためには、朝2…

適応障害の回復具合を可視化したくて、生活記録をつけてみた。

以前エントリーに適応障害の回復を実感するための回復日記のことを書いた。 日々の生活の細々としたことや、自信回復のために、回復記録とは個別につけている生活記録帳のことについて、今日は書く。

適応障害 休職5週目の診察:主治医への不信感はよくある話らしいので、本の知恵を借りて回復日記をつける。

今日は週に1回の診察の日。 5分で終了した。先週くらいから病院を変えたほうがいいかな、と思い始めて、いやいやでもドクターショッピングってよくないっていうじゃない?もうちょっと我慢してみようよ、って自分に言い聞かせてたんだけれど、今日の診察5…

料理する気力がない時におすすめ。そうめんアレンジ。

最近暖かい日が増えてきて、スーパーでもそうめんが平積みにされているのを目にするようになってきた。 食欲がなくて、料理したくないよーっていうときにそうめんってとても便利だけれど、そうめんばかりが続くと飽きてしまう。あと家族に「またかよ…」て顔…

クリナーズ・ハイに任せて、徹底的に掃除する

毎晩床について眠る前に、今日はどんなよいことがあったか、明日はどんなことをしようか、考えるようにしている。 とは言っても、そうそう毎日よいことが起こるわけでもない。何ひとつよいことがなかったように思える日でも、最低2つはよいことを思い返すよ…

睡眠の質が人生の質を変えるらしいので、睡眠の質をアプリで記録することにした。

睡眠の質ってパフォーマンスにものすごく影響する。適応障害で休職する前ですら、ちゃんと眠って疲れが取れた翌日は頭の回転が1.2倍になったような感覚があったし、睡眠不足ぐらいになると7割も力を発揮できていない日もあった。 昨日の、記事「適応障害の…

適応障害の前兆を把握して、再発を防ぎたい。

わたしが適応障害になった状況や理由は、おおむね昨晩書いた夫の指摘の通りだと思っている。 自分が変わるか環境が変わるかしないと、復職してもまた休職を繰り返すだろうと予想しているし、これは妥当な予測だと思っている。 そして、組織の環境なんてもん…

こころが折れるとき。

「ストレッチした仕事をやらなきゃいけないのに、周りのヘルプが望めなくて、期待に応えられるアウトプットが出せるかどうか不安でたまらなくなって、徐々に頭が回らなくなる。チーム構成にフィージビリティがないのが原因です。」 と、わたしの適応障害での…

休職20日目。適応障害から復帰した人の情報が欲しい。

休職してから20日目が過ぎた。 先週は涙が止まらなくなる状態が続いていたけれど、土日と今日は涙は出てない。 でもひたすら眠くなる。金曜日の通院で、朝の薬がひとつ追加になったからかもしれない。

休職18日目。さびしいのかもしれない。でも、何が?

適応障害で2度目の休職をしてから3週間目。 当初、主治医が書いた診断書には2週間の休職が必要と記載されていたが、先週の通院でまだ復帰には早いと主治医から判断されたので、その日のうちに上司には休職の延長のお願いをした。現場のことは気にせずに療…

習慣を変える

前回書いた「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」のワークは停滞中。 家族との関係を見直す3日目のワークと、過去の自分や家族を許し受け入れる5日目のワークを進める中で、感情が溢れてきて大泣きしてしまった。書き出すにも文章にまとめ…